水虫にかかったら皮膚科へ行ってください。
母襲撃→風邪→体力低下→風邪再発、という華麗なるコンボで3月を丸ごと潰してしまった私です。お久しぶりです。なんとか生きています。
その間に、夫の足に水虫ができてしまいました。左足の薬指と小指の間に直径5mm程度の皮むけと白い物質。ああ、美しき清き水虫たんですね、これは。
近所の皮膚科を調べていた私に、夫は信じられないことを言いました。
「薬局で水虫薬を買って塗ればいいと思うんだけど」
なんという夫。自己判断が水虫の最大の敵だと知らないとは。
「旦那様、前にも水虫に感染したこと無い?」
「んー、前は1年位前だった」
あ、本当に常習犯なんだ。
水虫は市販薬で表向き治ったように見えても、自己判断で止めたら再発する感染症。今はいいかもしれないけれど、爪水虫に発展したら爪が変形するわ、軟膏が爪の間に届きにくくて難治性になるわ、厄介なことになること請け合いです。
元看護師の私、こと病気に関しては意識低い系の極みである夫に全力全開で説教のち、近所の皮膚科に放り込んできました。
やはり土曜の皮膚科は人が多いなぁ、と思いながら家で待つこと3時間。帰ってきた旦那が言いました。
「先生に『水虫は自己判断で再発を繰り返す人が多く、爪水虫まで発展して爪が変形する人も沢山います。これを機にしっかり治療していきましょう』って言われた」
ですよねー。
「薬局で軟膏をもらったんだけど、薬剤師さんからも同じこと言われたんだけど。マジ同じ内容で3回も説教されるとは思わなかった」
ほらほらほらほら。
私だけならともかく、まさか会う人会う人全員に同じ内容で説教されると思っていなかったらしく、相当凹んでいたのでいじるのは程々にしておきましょう。
初期の内に発見して病院に行ったおかげか、軟膏を塗り始めて1週間で表面上の水虫が肉眼で確認できないくらい綺麗になりました。次の受診は初診から2週間後、治療の目安は2か月ほどと言われたそうです。
それにしても皮膚科の関係者さんが口をそろえて「自己判断で止めるな」と言うということは、水虫業界の再発率の高さ・受診率の低さは私の予想以上なのかもしれません。
夫は病気に関しては意識低い系だと思っていたけれど、もしかしてこのくらいが一般的な考え方なのか。少し夫への視点を見なおさなければならないかもしれない、と思った私なのでした。
皆様、水虫にかかった際はぜひ水虫と侮らず恥ずかしがらず皮膚科を受診してください。
2/21日記 ゲーム好きの夫、襲来する母。
最近、夫は買ったばかりのゲーム(RPG)に夢中であまり私の相手をしてくれません。
なんか寂しいので、対抗して私も同じゲームを始めました。自分のアカウントにセーブを作り、平日の日中に本気を出せば休日プレイヤーの夫になんてすぐに追いつけ追い越せ引っこ抜けですよ。私のほうが先に進んでるもんねー(ドヤァ
と、対抗しようとしたら、なぜか攻略のアドバイスを求められるようになりました。
会話はまた増えたけど、これでいいのか……?
さて、2月末日から母が4泊5日で私の家に泊まりに来ます。長いよ母上様。
「あんたにゃ悪いけど、行くときは1週間くらい行くから」
いやむしろそれを言うのは私にではなく夫にでしょ、母上様。
私が関東に行くと決まったとき、母はウキウキしていました。「東京宝塚劇場とディズニーが近いじゃん」いや娘が遠方に離れるときは寂しがるものでしょ、普通。
等々、いたるところにツッコミどころを散りばめつつ、母が襲来します。
夫は姑が1週間も滞在しても大丈夫なのでしょうか。
「いやぁ、自分の母が来るより気楽だけど?」
本当に申し訳ございませんでした。ちなみに母と夫は火サスで盛り上がって私を置いていく程度の仲です。
まあ、月曜に来て金曜に帰るので、夫は母放置で仕事をしておいてもらいましょう。
私の引きこもり生活がしばらくお預けになりそうです。
はぁ(深い深いため息)。
2/14日記 夫が「どうしても」と言うもので。
バレンタインデー。由来はともかく、今の日本では「女の子が意中の男性にチョコを渡す日」という説が一般的になっている日。
かという私にとっては、男なんてそっちのけで友チョコに勤んでいた日。看護師国家試験の直前にトリュフをみんなに配ったのもまたいい思い出。ホワイトデーが卒業後で誰からもお返しをもらえなかったのもまた悲しい思い出。
夫と出会ってからはちゃんと正規の日本らしいバレンタインデーをしていました。遠距離恋愛だったので当日着でガトーショコラを送ったり、ホワイトデーにはおいしいクッキーが届いたり、なかなか淡い恋ライフを送っていたものです。
そして無事にゴールイン。
去年は新婚ホヤホヤだったのでノリで作ったのですが、今年はもう恋人というより家族っぽくなっているし「お母さんからのは数に入りません」とよく言うものですし、もうそろそろいいかなぁ。
そう思っていたのですが。
「今年は何を作ってくれるの?」
えっ。
「欲しいの?」
「うん」
「なんで?」
「欲しいから」
理由になってないッスよ先生。
どうやら結婚しても愛する伴侶からの手作りチョコレートは欲しいものらしいです。相変わらず、夫の語る「男のロマン」は抽象的すぎてよく分からないですね。
まあ、夫が欲しいと言うなら作ろうではありませんか。
というわけで作ってみました。今年はフォンダン・ショコラです。
チョコケーキの中にガナッシュを仕込んでいて、暖めたら中からとろ~りチョコが出てくるという面白いカップケーキです。手間で言うならトリュフ以上スポンジケーキ未満、比較的お手軽にできるいい子です。
5個作って1個味見したのですが、工場製量産品以上・パティシエ製未満くらいの手作り感満載な味でした。まあまあかな。
夫は喜んで残り4個をペロリと食べてしまいました。
あれ、私の分はー?
今週のお題「バレンタインデー」
家庭運営の公平分担なんて論理的には語れない。
みんな大好き家事・育児の分担論
巷で定期的に話題になる「家事・育児の分担」について。
今日も元気に大人気のようです。
しかし、この手の話題になると必ず出てくる発言がこれ。
「収入を考慮に入れたら家事を公平になんてむしろ不公平だろ」
こういう人が専業主婦(子無し)家庭である我が家の状況を見ると発狂するんだろうなぁ、と思ったので、今日は私と夫の家事分担を晒してみることにしました。
専業主婦を望んだ夫、家事も頑張ってくれています。
私:専業主婦。慢性疾患(寛解)あり。ぐーたら属性。
夫:私企業の研究職。休日はカレンダー通り。愛妻家。
そんな我が家の家事分担(平日)(n・ω・)nドン
夫が「家事を手伝って、いい夫アピールしたい」と言ってくれたので、夕食後の茶碗洗い(ついでに炊飯器セット)とお風呂の準備をお願いしています。「専業だからいいよ~」なんて可愛いことなんて言わず、垂涎しながら甘えております。
そして、問題の家事分担(土日)(n・ω・)nドン
石を投げないでくださいおねがいします。
「サラリーマンは土日休みなんだから、専業主婦も土日しっかり休んで」という言葉に甘えに甘え、土日は何もしていません。朝は夫に優しく起こしてもらい、布団から出てソファでゴロゴロしていたら食事が並び、洗濯機のスイッチを押したら*1夫が干して取り込みまでしてくれる。デートの後で一緒に買い物をして、晩御飯も作って後片付けまでしてくれる。
ああ、なんて優雅な休日。ぐーたらですいません。
こんな、どう見ても妻優遇の家事分担でも、夫は納得どころか「いつも家事してくれてありがとう」と毎日感謝を表明してくれます。ひょっとして私は聖人とでも結婚したのでしょうか。
「負担」の定義は人それぞれ。
たとえ私がフルタイムで働いたとして、夫の3分の2程度の収入*2を家に入れたとしても、家事分担を3:2で私が受け持つことは物理的にできません。
幸か不幸か、私はステータスが知力と運に極振り(運>知力)されているので、体力や腕力、敏捷性がほぼ初期値レベルで貧弱です。残業ありのフルタイムで仕事をすると休日含めて他のことをする体力が尽きます。しかも持病が再発したら困るので無理が利きません。精々2:8が関の山です。
しかし私が専業主婦になった理由はそこではなく、夫が大の家事嫌いだからです。
研究大好き、仕事大好き、でも炊事掃除洗濯は面倒、金銭管理なんて考えるだけで頭が痛くなる、と豪語する夫。ちなみに管理職も向いていない、と仕事では専門職の道を進んでいます。
そんな夫にとって、家事を全て任せることは負担を大きく軽減させる行為。金銭的には10:0でも負担感は夫婦で平等、むしろ負担を押しつけすぎてはいまいか、簡単な家事なら手伝うからゆっくりしておくれ。
といって現在の家事分担に至っています。家事に負担を感じない私にとってはまさに渡りに船。いい旦那様に見初められました。やったね。
同一の負担が同一の賃金を生み出すなら負担の量で公平分担すればいいけれど、同じ拘束時間と同じ労働量で得られる賃金は人によって差が出てくるし、そもそも同じ労働でも負担感は人それぞれだから、同一の負担量でも、内容によってはお互いが「自分のほうが大変」と思う可能性もあります。
夫が専業主夫になったらきっと「自分のほうが頑張ってる」と思うだろうし、私が大黒柱になったら「しんどいよ立場代わってよ」と思うことでしょう。
家庭の運営で大事なのは、お互いを思いやる気持ちかもしれない。
夫には家事の全てを私に任せるという選択肢もあります。世間的に見ればそれが一般的で、おそらく誰からも文句は出ないでしょう。
そんな中で夫が私の家事を一部負担してくれる理由は
「楽に生活してほしいから」
口癖のように言ってくれます。「楽できてる?」
そんな夫に快適に過ごしてほしいから、私はいつ人が来てもいいレベルで清潔な家を維持するし、帰宅時には21~22℃/45~50%になるよう温湿度を調節するし、細々とした物品を絶対に切らさないし、帰宅タイミングで温かいごはんを提供できるよう時間調整をしています。夫の仕事話についていけるよう、専門の基礎領域は独学しているし、Web上で見られる業界の情報はマメに目を通してもいます。
このぐーたらな私がここまで気配りするのは、やっぱり夫が日々感謝を表明してくれているおかげなんですよね。これが「専業なんだから家事なんて当然」なんて言われたら絶対に拗ねます。超絶テヌッキーになります。
逆に、私が夫一人では成し得ない快適環境を提供して「いつもお仕事ありがとう(じゅるり)」しているからこそ、夫は私に優しくしてくれているのだと思います。きっと夫も「専業になってって言ったんだから仕事して当然でしょ」と言われたら一瞬で冷めると思います。
お互いがお互いに感謝し、相手の助けになりたいと思う、そんな気持ちが「私でよければ喜んで」と分担を請け負う力になるのかなぁ、と。
そう思える相手に出会うのが大変だから、自分は結婚なんてしないだろう。
そんなふうに思っていた時期が、私にもありました。
人生、何が起こるか分からないものですね。
2/4日記 さつまいもの季節。
今日も寒いし引きこもりたいけれど食材がないので我慢して元気にお買い物。徒歩5分のスーパーは若干割高なので、自転車を15分ほど飛ばして安めのスーパーへ。
入り口で待っていたのはさつまいも。ダンボールいっぱいに詰められて、食べてくださいと言わんばかりの視線を私に送ってくる。今日のイチオシらしく、食品表示がいつもより大きい。
「千葉県産 愛媛」
えっ?!
千葉なのに愛媛って。てか蜜柑ならともかく、さつまいもに愛媛って。
よく見たら「愛媛」じゃなくて「愛娘」でした。
……紛らわしい。私のドジっぷりが分かるとか言われるじゃないか。ぎゃふん。
なんか悔しいので、今度売ってたらスイートポテトにしてやるもん。