ひとり帰省時の夫のご飯。
私の夫は自他ともに認める家事嫌い人間。
洗濯は仕方がないから洗濯機に頼むものの、掃除は足の踏み場を作る程度、炊事なんてもってのほか。同棲するまでコンロすらなく、家で綺麗な唯一の場所が台所回り。
食事は文化が信条の私は、付き合う前から「コンビニ・外食オンリー生活は身体によくない」と口酸っぱく言ってきたのですが、夫は「食事なんてただの栄養補給」主義で、結局のところ同棲するまで食習慣だけは何一つ変わりませんでした。
そんな夫が同棲してから180度変わりました。
私の手料理に胃袋をガッチリ掴まれたらしく、今ではすっかり手料理の虜。調理にも興味を持つようになり、簡単な料理なら夫1人でも作れるようになりました。
「いやぁ、食事は文化だね」
どの口が言いますか、どの口が。
8/8~8/10まで私がひとりで帰省します。
つまり、8日の夕から10日の昼まで夫のご飯がありません。
10日は月曜日なので昼は社員食堂、朝は適当にパンでも買ってもらいましょう。平日はいいのですよ、平日は。
問題は、8日の夕食と9日。
夫は1人分の料理を作れないし、そもそも近所のスーパーはファミリー向けなので1人分の材料が売ってないのです。こんなことなら作り置きできるレパートリーを教えておけばよかった、と思ったものの後の祭り。
仕方がない。私が作り置きしておきましょう。
というわけで、今回は豚とキノコのクリーム煮を作ってみました。添えの葉がないと思いのほか見栄えがよろしくないことに絶望ですよ。折角写メを載っけようと思ったのに。
2つに分けて真空パックに詰め、あとは冷凍庫に入れるだけ。これで夕ごはん2食分は解決です。
朝はまあ食パンと具でピザでも作ってもらいましょう。昼は最悪1回くらい外食で、気が向いたらきっと焼き飯でも作るはず。(夫のいぬ間に大掃除をしたこともあって力尽きたらしい)
同棲してから1年強、はじめて私が1人で家を空けます。
夫1人でこれだけ(食事に関して)心配なのですから、お子様がいらっしゃる家庭はもっと心配なんだろうなぁ。
帰ったときに足の踏み場がなくなっていないことを祈るばかり。