12/17日記 男のロマン?
「おいしい朝食を作ってもらい、仕事に行くときは玄関までお見送り付き、仕事が終わったら電灯の点いている家に帰ってきて、手作りの温かい夕食を摂るのが男のロマンである」
というよく分からない夫の持論のもと、私は専業主婦になりました。
夫はよく「男のロマン」を語ります。
今の賃貸を選んだ決定打は「台所にカウンターがある」でした。
「できた食事をカウンターに並べてもらってから運ぶのとか憧れない?」
そういうもの?
「カウンターから奥様が料理をしている姿を覗く*1のとか、男のロマンじゃん」
さ、さよか。
その他には「平日のお見送りとお出迎え」「膝枕をしてもらう」「一緒の布団にくっついて寝る」「休日に邪魔者扱いされずにのんびり過ごす*2」
等々、大から小から様々な「男のロマン」を語ってくれます。私が理解できない夢を語るとき「それってやっぱり男のロマン?」と聞くとだいたい肯定するので、夫の願望はとりあえず「男のロマン」で括られるらしいです。
……主語が大きい警察を呼ぶべきか迷ってしまった私なのでありました。
きっと、私が専業主婦家庭で育った上に実家にカウンターが標準装備されているから、夫の夢見た世界があまりに普通すぎて夢具合が理解できていないんだろうなぁ、とも思いつつ。
いやでもやっぱり男のロマン関係ないって。