くすりになるはなし。

ほんわかする話から惚気話まで。

2/14日記 夫が「どうしても」と言うもので。

バレンタインデー。由来はともかく、今の日本では「女の子が意中の男性にチョコを渡す日」という説が一般的になっている日。

かという私にとっては、男なんてそっちのけで友チョコに勤んでいた日。看護師国家試験の直前にトリュフをみんなに配ったのもまたいい思い出。ホワイトデーが卒業後で誰からもお返しをもらえなかったのもまた悲しい思い出。

夫と出会ってからはちゃんと正規の日本らしいバレンタインデーをしていました。遠距離恋愛だったので当日着でガトーショコラを送ったり、ホワイトデーにはおいしいクッキーが届いたり、なかなか淡い恋ライフを送っていたものです。

そして無事にゴールイン。

去年は新婚ホヤホヤだったのでノリで作ったのですが、今年はもう恋人というより家族っぽくなっているし「お母さんからのは数に入りません」とよく言うものですし、もうそろそろいいかなぁ。

そう思っていたのですが。

 

「今年は何を作ってくれるの?」

えっ。

「欲しいの?」

「うん」

「なんで?」

「欲しいから」

理由になってないッスよ先生。

 

どうやら結婚しても愛する伴侶からの手作りチョコレートは欲しいものらしいです。相変わらず、夫の語る「男のロマン」は抽象的すぎてよく分からないですね。

まあ、夫が欲しいと言うなら作ろうではありませんか。

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というわけで作ってみました。今年はフォンダン・ショコラです。

チョコケーキの中にガナッシュを仕込んでいて、暖めたら中からとろ~りチョコが出てくるという面白いカップケーキです。手間で言うならトリュフ以上スポンジケーキ未満、比較的お手軽にできるいい子です。

5個作って1個味見したのですが、工場製量産品以上・パティシエ製未満くらいの手作り感満載な味でした。まあまあかな。

夫は喜んで残り4個をペロリと食べてしまいました。

あれ、私の分はー?

 

今週のお題「バレンタインデー」