9/15日記 赤字の原因は?
今月で結婚1周年。同棲期間を合わせると1年2か月。
同棲初日から家計を任されているのですが、なんと、なんと!
初の赤字転落orz
子無しの専業主婦たるもの、稼いでいただいたお給料をやりくりするのは私の使命。たとえ夫が地方の片田舎から全国規模の転職活動をしようとも、交通費を捻出するのは私の仕事。(春に飛行機+新幹線×2が同時に来たときは軽く死ぬかと思った)
そう思って今まで頑張ってきたのに、私の何がいけなかったんでしょうか。しかも1万2万じゃなくて5万(予定)です。これはまずい。非常にまずい。
というわけで、今月の収支を家計簿ソフトで分析してみました。
収入はいつもどおりだったので問題は支出。増えたところは
食費 +2万(先日のお祝い焼肉代)
交通費 +7万
夫お小遣い +1万
ゲーム代 +5万(WiiU本体+WiiFitU+スプラトゥーン)←犯人
イカなら仕方がない(確信)
イカは夫ともども楽しんでいるゲーム兼コミュニケーションツール。5万の投資に見合うだけのものを返してくれています。きっと夫も分かってくれるはず……!
そんなわけで、夫に今月の赤字予報を伝えてみました。
「あ、明日の(新会社社長との)顔合わせは交通費支給だから5万ちょっと返ってくるよ」
……私の悩みまくった30分を返せ。
9/12日記 おいわい。
今日は夫の転職祝いに2人で焼肉屋さんに行ってきました。予算1人1諭吉くらいの少し上等なところで、久しぶりの牛肉ということもあって、なかなかおいしかったです。
夫は終始ごきげん。ウキウキとかルンルンなんて可愛いものじゃなく、ウヘヘヘとかニヤニヤといった感じでした。ちょっと、何かにじみ出てますよ。そんなに開放感パないッスか(笑)
と思っていたら、夫の気持ちとしては少し違ったようです。
「こういうお祝いって、されるの初めてなんだよね」
……マジで?
「高校入学とか大学入学とか就職のときとか、お祝いってしなかった?」
「うん。高校は地元の公立で入って当たり前って感じだったし、大学も兄貴が最高学府だったからそれ以下だと何もないし、就職なんてメール1本で終わったけど」
我が家は3兄妹全員、進学や就職などの節目には大なり小なりお祝いをされてきたので、ものすごくカルチャーショックでした。結婚は異文化との出会いとよく言いますが、あながち間違ってもいないらしいです。
夫家は「エリート街道を進む」がお祝いの基準で、私家は「新しい門出を祝う」が標準装備。そりゃ認識もずれるし、夫転職報告のための私家帰省でお祝いの席が準備されたことにビックリしますわな。
ちなみに、お祝いされに帰省するわけではなく、車で3時間から飛行機の距離になってしまうというのと、対面で報告するという律儀さを私両親が好むので、私から夫に頼んで帰省イベントを入れたのです。高級寿司が注文されたのは私も予想外でしたが。(少しおいしいお酒が出る程度だと思っていた)
そういう話をして、夫はますます上機嫌でした。
「こういう達成感を味わったのって初めてだわ」
高校は地元で有数の進学校、旧帝大の理系院卒で企業研究員になり、その企業でも成果をあげ(直属の上司以外から)慕われてきた夫。私から見たら眩しいくらいの経歴の持ち主なのに、今まで誰からも認められて来なかったのか、と心境複雑でした。
だから、今日はたっぷりお祝いしました。旦那様、がんばった。
こういうときくらいは贅沢していいんですよ。あなたが稼いできたお金ですし。
せっかく私が節約してくれてるのにって?
いいんですよ。お金のやり繰りは、こういうときに使うためなんですから。
いつも頑張って働いてくれてありがとう。
酔っ払って寝こけている夫に、そっと話しかける私なのでした。
私を置いて寝ちゃったから、起きてるときは言ってあげない。
9/10日記 激おこの末に。
ゆめのは激怒した。必ず、かの自己保身の上司を除かねばならぬと決意した。ゆめのには社内政治がわからぬ。ゆめのは、専業主婦である。料理を作り、イカと遊んで暮らして来た。けれども不義に対しては、人一倍に敏感であった。
超自己中な慰留を仕掛けてきた上司様に激おこだった夫&私。あの調子だと退職交渉は長引くのかなぁ、と思っていたら
「ああ、『妻が激怒しました』って言ったら引き下がったよ」
……意外に妻の発言って影響が大きい?
というわけで「惜しまれつつの円満退職」という形式はできあがったそうです。頑張った旦那様。
来週、本来は最終面接だったはずの社長面談に呼ばれました。選考の都合で免除されていたので、採用に影響のない顔合わせをしようということらしいです。それでいいのか最終面接。
少しずつ忙しさが加速して私は若干お疲れ気味ですが、夫が最近とても清々しく晴れやかなので、まあよしとしましょう。
がんばる。
9/7日記 転職祝いにワイシャツを。
カーボンローラーだっ!
イカとジョジョに同時にハマってしまうとこうなります。お気をつけ下さい。
夫の転職祝いにスーツ用のワイシャツを新調しました。
もともと工業系の開発職をしていた夫。通勤は私服で業務は作業着のためスーツは概ねクローゼットの肥やしでしたが、ここ最近の転職活動でやっと日の目を見始めました。
しかしこの旦那様、ワイシャツ自体は5枚持っているのですが、どうも同じ1枚のものしか着ようとしません。唯一のノンアイロンシャツだったので私に気を遣っているのかなぁ、と思っていたら
「着心地がいいんだよね、これ」
どうやらそうでもなかったようです。
たしかに生地自体が柔らかくて触り心地もいいし通気性もよし、洗濯後の乾きも早いから速乾性も高そう。きっとお値段も。
まあこんな時しかスーツなんて着ないし……と思っていたら、某紳士服店からはがきが来たのです。
『お誕生日を迎える上得意様へハガキ持参で10%オフ!』
あはい。
スーツなんて滅多に着ない夫が紳士服店の上得意様だなんて。きっとポイントカード作っただけですよね。
というわけで、夫と一緒に新シャツを2枚買ってきました。クーポン使用でも諭吉さんが飛んでいって私の財布は涙目です。正確に言うなら家計が涙目。
まあ、夫が小躍りして喜んでくれたのでよしとしましょう。
そしてこの夫婦、揃いも揃って量産品カジュアルスタイルのため、万単位のお金が動くお店に行くと大体「なんだ薄客か」という目で見られます。品物を選び始めるとスタッフさんの眼の色が変わるところまでがセットで。
まったくもってひどいはなし。
ちなみに、転職先も通常業務でスーツを着ることはないそうです。
がっかり。
9/4日記 激おこな私と自慢の旦那様。
7か月の奮闘の末に転職先をもぎ取ってきた夫。給料も上がるしウハウハだね~と言っていたとき、ふと私に聞いてきました。
「大丈夫? 自慢の旦那様できてる?」
もちろん夫は私の自慢の旦那様だと即答できます。
が、しかし待てよ。
この流れで言うと、完全に「稼げる夫Love」なぐーたら主婦じゃないですか。大丈夫か私。それでいいのか私。
もし夫がそんなに稼げない人だったとしても愛せるのかと聞かれたら、現状では「健康なニートは無理だけど、社会に関わる姿勢を持っていたら薄給でもいい」と言うと思います。
しかし現実の夫は大企業の総合職であり、現職でもいい給料を持ち帰ってくれます。そんな余裕のある現状だからこそ言えるセリフであって、いざとなったら手のひらを返す可能性がゼロだとは言えないかもしれません。
そんなこんなで最終的にどうノロケに落とそうかと考えていたのですが、夫の退職交渉の話を聞いてから考えが全て吹っ飛んでしまいました。
いはく
・上司が今まで4年も異動希望を握り潰しておきながら、退職希望を伝えた途端に支部長を連れてきて「希望部署への異動ができるかもしれない(できるとは言っていない)」
・「希望部署は嫁(私)実家の近くにもあるから、そこに配属される可能性もある(配属されるとは言っていない)」
・「子どもができたら実家の近くのほうがいいって」「嫁に新天地で友達ができるのか?」と私をダシに使う発言多々。
もうね。聞いた瞬間からわたくし激おこですよ。
今まで散々蔑ろにしておきながら退職をほのめかした瞬間に擦り寄ってくる、しかも私をダシに使うとか、夫をナメていることこの上ない。それができるなら4年前、せめて半年前にしておけば退職しなくて済んだのに。
そりゃここ1年で退職者が1人2人じゃなく出てきているので引き止めに必死な気持ちも分からなくもないですが。ただ、その手法があまりに夫をバカにしていて、上司様が自分のメンツしか考えていないのが見え透いているのがまた私の神経に障るのです。
夫が帰ってからも2人で激おこでした。夫もかなり頭にきていたので少しなだめるべきかなぁ、とも考えたのですが、「もし嫁姑問題で私が怒っていたとして、夫が姑擁護でなだめてきたら逆効果だわ」と思ったので、諦めて素直に一緒に怒っていました。
今日、合言葉は「はぁ。辞めますけど」で決定しました。
しかし、安心したことが1つ。
私は夫が侮辱されることをよしとしない。むしろ許せない。
少なくとも、金銭問題を抜きにしても夫はLoveですね。えへ。